海中でも50年間錆びないボルト「タケコート」が世界を席巻
東京湾アクアラインの海底トンネルや明石海峡大橋、海外でも大型のエネルギープラントや海中施設など、ボルトの耐久性、防錆性が強く問われる領域で、世界から高い評価を得てきた竹中製作所の「タケコート」。開発から30年経つ今も、圧倒的なシェアを誇り、確たる優位性を堅持している。「第1回ものづくり日本大賞」の経済産業大臣優秀賞など、オンリーワンのモノづくり力は各界からも折り紙つきだ。
2005年にはカーボンナノチューブを配合し、さらなる高耐久性を実現した「ナノテクト」を開発。常に高精度、高機能が求められる食品、医療機器関連、宇宙空間や深海、航空機のエンジンなど過酷な環境下での活用が期待されており、次世代の柱に育てるべく、異業種との連携も含めた、新たな用途開発に注力中だ。
会社概要
株式会社竹中製作所
代表取締役社長 竹中 佐江子 氏
資本金: 4,680 万円
設 立: 1948 年6 月(創業1935 年)
従業員数: 150 名
売上高: 25 億円[2016年9月期]
http://www.takenaka-mfg.co.jp/