マーケットエンタープライズのあるべき姿を標準化する、200ページにわたる本格企業バイブル
従業員総数が100名を超え、さらに来年には200名を超える体制を見込み、組織も業績も急成長を続ける中、マーケットエンタープライズの会社概要をはじめ、現在のビジネス、業務の手引き、企業文化、これからのビジョンなど、会社に関わる全てをあらためて標準化し、全員で共有することを狙って作成した企業バイブル。求めたのは「マニュアル」ではなく、「スタンダード」であると代表の小林氏は力説する。
2013年8月から着手し、社内で細かく摺合せしながら、2013年12月に完成。その内容は非常に本格的なもので、トータル200ページにも及ぶ。2014年1月に開催された「キックオフ」でお披露目された。
ただし「STANDARD BOOK」冒頭にも記載があるように、まだこれは進化の過程。「まず一度完成させないと、何が足りなくて不備なのか分からない。作ったからこそ見えるものが出てくる」と語るように、すでに改訂版の着手に入っているという。その後も「より完成度の高いもの」「今後の企業のスタンダードとなるもの」をめざして、改編作業を続けていく予定だ。
STANDARD BOOKの充実した内容にも表れている通り、同社では理念を重んじた経営に力を入れている。そのもう一つの象徴と言えるのが「CRED BOOK」だ。多くの企業では、クレドは名刺サイズや社員手帳など携帯性高いサイズで作成していることが多いが、同社では敢えて大判サイズの冊子に。企業理念ならびに「ME10箇条」一つひとつを見開きで大きくクローズアップしている。