900万人の会員を持つ国内最大規模のネットポイントサービス、ならびにそのネットワーク力を生かした「マイクロタスク型」クラウドソーシング事業を手掛け、2014年9月に東証マザーズ上場を果たした、株式会社リアルワールド。今年1月には、組織の成長に合わせ代官山から六本木1丁目へ本社を移転。そこで同社ならではの思いが詰まった、お洒落な新オフィスを紹介する。
受付の向こうから、ひょっこり顔を出し出迎えてくれたのは、広報の近藤さん
新卒で入社3年目の、愛社精神溢れる美人広報さんにご案内いただき、オフィスを順に巡っていくことにする
まずはエントランスから、オフィススペースに続く、「REALWORLD-DOH(道)」と名付けられたこの通路。詳しくは、「リアルワールド社長のブログ」REALWORLD-DOH(道) PROJECT!!を参照いただければと思うが、かなりのこだわりをもたせたものだ。
興味深いのは、これから同社10周年に向けて、この石畳の一枚一枚に、これまでの会社の歩みを刻んでいくプロジェクトが始まること。それが企業の礎となり未来に続いていく。そんなイメージが「DOH(道)」という名称に込められているのだ。
メインオフィスは壁・敷居ひとつなく、全面を見通すことができるオープンな設計。窓の広いビルの構造も相俟って、非常に解放感がある。
同社のこだわりはここにもある。それが動く机だ。
少し不規則な形のキャスターが付いたこの机。全員が同じものを使うことで、この形を生かし、円形になったり直線で伸ばしたり、チームの人数やスタンスに合わせ、臨機応変に「島」が作られる。ベンチャーなので、社員の増加や新しいセクションが生まれるのも頻繁なことから、この自由度のある構造は非常に便利だそうだ。 ※こちらの趣旨も社長ブログへリンク 「動くデスク」
そして、個々の椅子の横には緑色の箱型のものが。
これはクッション付きキャビネットで、下の写真のように用事のある人が座って「あらためて場所を移動しなくても、手軽にすぐ打合せができる」ように用意されたもの。解放感あるオフィス同様、社内の風通しの良さにこだわった一つの施策と言えよう。
場所は変わって、こちらは会議室。ここにもこだわりが幾つか
まず一つ目。室内のテーブル真ん中あたりにあるピンクの物体。アップにするとこんな感じのもの。
以前、社内制度のコーナーでも紹介した「REAL BIBLE(リアルバイブル)」だ。「リアルワールドが何たるかを体現化した設計図」としての同書を全ての会議室に常設しているのだ。
そしてこの「REAL BIBLE」に記された様々なメッセージ。これが各会議室の名称になっている。
ただしあまりにも長い・・・・・・
例えばさきほどの部屋は『その断崖絶壁、ジャンプ台にしてみたら、もっと遠くに飛べるんじゃない?』
こちらの会議室は『感動なんて暑苦しいこと言ってると、心がメタボになってくよ』だそう。
ベンチャー企業の会議室の名称は、往々にして個性的であることが多いが、その中でも図抜けてユニークだろう。
文章のテイスト的にも、AKB48の34枚目シングル「鈴懸なんちゃら」を思わず連想する。ちなみに同社では、通称的な略称は設けておらず、それぞれが自由に略して呼んでいるらしい。
オフィスの写真や情報は、エン・ジャパンさんが運営する「CAREER HACK」にて、ボクシングやヨガも出来る!「遊び心」と「自由」に溢れたリアルワールドの新オフィスに潜入!に、より詳しく紹介されているので、ぜひこちらもご参考に。
最後に、広報の近藤さんにあらためて会社の魅力をアピールしていただこう。
私がリアルワールドに入社を決めた理由は、当社が掲げる「ネットからリアルへ」というミッションのもと、社会インフラ作りを目指しているところに魅かれたからです。
実際に働いてみて感じるのは”リアルワールドは君を守らない。君を強くする。”と、「REALBIBLE」の言葉で表現されている通り、自分の意欲さえあればどんどん自分の可能性を広げていくことができることです。そして周りの仲間も「わたしたちの顧客には・会員にはどういった価値を提供し続けていくのか、会社の将来・自分の将来・さらに日本の将来はどうなっていくのか」そういうことをいつも考えたりしていて、自由に意見を言い合ったり、議論できるところも好きなポイントです。
まだ私は広報として少しずつ経験を積みつつある段階ですが、事業内容に対しても働く仲間に対しても、とても思い入れを感じており、そういう点では広報の仕事ができることは非常に恵まれていることだと感じています。
少しでも多くの人に、当社の取組みや企業の価値観など、しっかり伝えて行けるようになりたいと思っています。(近藤さん談)