CFDトレードの魅力

株や仮想通貨は好調な値動きが続いているので、今年になってから口座を開いてトレードを始めた人も多いだろう。しかし1つの口座で個別株、株価指数、為替、先物、そして仮想通貨などいろいろな金融商品が取引できる魅力的な口座が、CFD口座だ。

CFD(差金決済取引)とは?

昨年春頃から株式市場の急激な上昇が続いており、今年になると仮想通貨も高騰した。金融市場が賑わっているので、今年から株や仮想通貨の口座を開いて取引を開始した人々も多いだろう。

株、為替(FX)、先物、そして仮想通貨はそれぞれ別の金融商品で、取引する口座も分かれている。しかしそれら金融商品や日経平均など株価指数も含めて1つの口座で全て取引できるのが、CFD(差金決済取引)だ。

CFDを簡単に言うと、原資産となる株や為替など他の金融商品に連動するように開発された商品のこと。原資産となるものは個別株、株価指数、為替、先物、そして仮想通貨などいろいろあるので、CFD口座を持てばこれらの金融商品が全て取引できる。また個別株や株価指数は海外の株や指数も取引ができる。

CFDのメリットは?

CFDの取引には、株や仮想通貨などの原資産を直接取引することにはないメリットがある。まずCFDは全ての銘柄でレバレッジをかけて証拠金取引ができるため、少ない元手から始められるし、手持ちの資金以上の取引で高いリターンを狙える。ただしレバレッジをかけるとリスクも高まる点には注意が必要だ。

また仮想通貨を取引するとハッキングで流出するリスクがある。2018年に起こったコインチェックのネム流出事件は日本の仮想通貨業界にとって大事件となった。だがCFDなら仮想通貨そのものの売買ではないので、流出リスクもない。

CFDトレードを始めるには?

これだけメリットの多いCFDトレードだが、簡単に始めることができる。まずはCFDを扱っている業者を見つけて口座を開く。CFD業者もいろいろあり、同じ業者内で証券口座など他の口座を開設できるところもある。

まずはCFD業者を選ばなくてはいけないが、選ぶにあたっては自分の取引したい商品があるかをまず見る。上で述べたようにCFDは原資産の違ういろいろな商品があるので、自分の取引したい銘柄がある業者を選ぼう。

そして実際にトレードを行うトレードツールを使ってみて、自分が使いやすいものかどうか見ることも大事だ。ほとんどの業者はデモ口座を開くことができるので、まずはデモ口座を開いてトレードツールを試してみることをおすすめする。

取引したい商品と自分に合ったトレードツールが見つかったら、いよいよ口座を開いて取引を開始しよう。口座を開いたからといって長期間取引しないといけないという決まりはないので、本口座を開いた後でも自分に合わないと思ったら別の業者を探せば良い。いいCFD業者に出会って実りのあるトレードができることを祈っている。

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