昨夏からスタートし、各回さまざまな会員企業経営者の方のご協力いただき提供しております「月度定例会」懇親会のこだわり食材。今回は、3月~5月に開催された3回の食事内容と、ご協力いただいた皆さまをご紹介いたします。
3月(春)ということで旬の「貝」を題材に。貝と言えばやはり江戸前ということで、代表産地である船橋市から食材を調達しました。船橋市は地元の優れた産品を発掘し、「ふなばしセレクション」として発信に力を入れている街。興味深い逸品が多数あります。
今回の開催で、食材の選定・調達にご協力いただいたのは、船橋市の地域振興の旗振り役も務めておられる、総合印刷新報社の竹口朋子社長。開催当日には懇親会の冒頭、同社の堀川美典様から、船橋市の紹介もいただきました。
また当日の調理でご助力いただいたのは、西船橋を中心に多数の居酒屋を展開する「居酒屋一九」(株式会社山商)の山本専務。
近年、船橋を中心に人気を集めている「小松菜ハイボール」の生みの親でもあり、この日もその場でつくり参加の皆様に振舞っていただきました。一見、青汁のような雰囲気ですが、非常にさっぱりしていて飲みやすく、好評でした。
そして最近、船橋の街を挙げて推しているのがホンビノス(本美之主貝)。東京湾では殆ど採れなくなったハマグリやアサリに代わって、江戸前の主役に躍り出しつつある貝です。今回は、こちらも山商さんのご厚意により、オイル漬けとして提供させていただきました。
一方、船橋や浦安を始め千葉県の名産として知られる「貝の串焼き」。竹口社長様お薦めの「杉岩商店」(船橋市大神宮下)から、ハマグリ、アサリ、ホンビノスの3種をご用意しました。
円形に盛り付けると見た目もとても美しく、思わず手が出てお酒も進みます。
締めの甘味は、菓子工房アントレの「高木チーズ」。ふんわり優しい味で、男女問わず非常に人気でした。
4月開催でご協力いただいたのは、羽田市場様。羽田空港内に自社の「羽田鮮魚センター」を持つことを強みに、全国の港の朝獲れた鮮魚を、その日の夕方には都内の飲食店に配達可能というビジネスモデルを確立した、水産ベンチャーです。
一方で、自ら直営の鮮魚店を銀座にオープンし、ここでは魚介類の販売とともに、立ち飲み/ランチなどの飲食事業も並行しています。
今回は、取締役会長の野本良平様のご協力で「羽田市場銀座店」から、自慢の水産品(寿司/刺し盛り)をご用意させていただきました。
季節が4月ということで、メインに置いたのは鯛(桜鯛)。まさに今が旬。2Kgオーバーの桜鯛を姿造りで提供させていただきました。
そして寿司桶も、例えばこの季節だけに味わえる「生とり貝」など、旬のネタを中心に贅沢な品揃えで
鯛の存在感がテーブルの上でも非常に映えます
これから夏を迎えるということで、この回は近年人気の高まりを見せる「地ビール(クラフトビール)」をテーマにしました。
ご協力いただいたのは、株式会社ココラブルが運営する「ビール女子」の編集長&ビールソムリエである酒井由実様。
「ビール女子」は、ビール好きの女性がよりビールを楽しむためのウェブマガジン。新発売情報やイベント情報など、ビールに関する新着情報はもちろん、ビールに合うおつまみや役に立つコラムなど、ビールを楽しむための情報を発信するとともに、定期的にイベントも開催し、ビールを通じてビール好きの女性同士の繋がりを広げる場を作っているそうです。
今回ご用意した地ビールは、全国から25種類131本。製法も味わいも本当にさまざま。セレクトは酒井様にお願いしました。
また、それぞれのビールの特徴や飲み味なども、コメントとしていただき当日の配布資料に掲載。懇親会の冒頭で説明いただきました。
当然、乾杯も地ビールで。各テーブルに数本ずつお配りし、好きな銘柄のビールを注いで。乾杯は、ちょうど先日東証二部への市場変更をされた、毎日コムネットの伊藤社長にお願いしました。ゲストでお越しいただいた、滝田様も乾杯にご参加
各テーブルに配った後でも、まだまだたくさんのビールが食事テーブルに。
参加者の皆さまも、知らないビールが殆どのため非常に興味を持っていただき、いろいろなビールを試していられました。結果、かなり多めに用意したはずのビールも、殆どが空となりました。
ちなみに今回の一番人気は「志賀高原・其の十」、アルコール度数が通常より高い(7.5%)こともありますが、ガツンとくる飲みごたえに、驚きつつ満足される声が多く集まりました。
6月の定例会では東信水産様のご協力により、ちょうどシーズンに突入した「三陸のキタムラサキウニ」を柱に、「オホーツクのバフンウニとの食べ比べ」を行います。
※写真はイメージです。なお数量に限りがあります点ご了承ください