金沢まいもん寿司「珠姫」で金沢の海の味覚を味わう

「天然の生け簀」とも言われ、水産資源の宝庫である富山湾を近くにし、一方で回転寿司コンベア機の2大メーカーがいずれも石川県に本社を置いていることなどから、「回転寿司激戦区」として回転寿司文化の隆盛を牽引してきた石川県金沢。

その中でもひときわ高い人気を誇り、「高級回転寿司」という一つのジャンルを開拓した立役者が「金沢まいもん寿司」だ。他の回転寿司大手チェーンが、セントラルキッチン方式を利用した効率重視の経営なのに対し、同社は地元の新鮮な魚を使い、職人が握る”こだわり”を追求してきたことで、長年にわたって第一人者としての地位を築きあげてきた。

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拠点となる金沢の店舗は、ひっきりなしに訪れる客でいつも賑わい、2002年に首都圏進出1号店としてオープンした横浜のたまプラーザ店は、15年経った今もその人気は健在だ。

そんな「金沢まいもん寿司」の都心新店舗が、2017年春にオープンした「金沢まいもん寿司 珠姫大手町」。地下鉄「大手町」各駅からすぐ、大手町パークビルディングの地下一階飲食街に店舗を構える。

こちらの店は、他の多くの回転スタイルとは違い、カウンターとテーブル席からなる、いわゆる「立ち寿司」の形態だ(※注:「立ち食い寿司」と混同しやすいが、立って握る寿司を略した言葉で、カウンター主体の本格的な寿司店のことを指す)

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訪問当日のおすすめメニューは写真の通り。ここから金沢の地物を中心に刺身の盛り合わせを作っていただく

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まこかれい、のどぐろ、ほうぼう、がすえび、白えび、新さんま、かつお、まぐろに、ちょっと耳慣れないてい貝など、その種類は12種類ほど

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白えびは、別途唐揚げも。近年ではすっかり北陸の海の幸のスター的存在になっており、生でも揚げてもとても美味しい。

その後は、握りを10数種ほど。下の写真は、赤いか、さごし(炙り)、のどぐろ(炙り)、甘えびとがすえびの食べ比べなど。金沢らしく、随所に金箔がちりばめられているのもポイントだ。

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冬に向かうこれからの季節は、ぶり、甘えび、こうばこ蟹などが旬を迎える、北陸の海の幸をもっとも堪能できる時期。金沢に本拠を置き、北陸の味覚にこだわってきた同店だからこその寿司や海の幸の魅力をぜひ味わってみてほしい。





































「金沢まいもん寿司 珠姫大手町」概要


東京都千代田区大手町1丁目1-1 大手町パークビルディング
ホトリアShops&Restaurants『よいまち』地下1階
TEL 03-6551-2375

営業時間 月~金:11:00~15:00(L.O.14:30)/18:00~23:00 (L.O.22:00)
 土・日・祝祭日:12:00~22:00 (L.O.21:30) 
 ※不定休

http://maimon-susi.com/tamahime_otemachi/