バカラは世界中のランドカジノでプレイされている人気のカジノゲームです。バカラはすでに何百年もの間、多くの人の間でプレイされています。
この記事ではバカラ カジノゲームの歴史を見ていきましょう。
バカラの歴史
バカラとは中世のイタリアで誕生したカードゲームだと言われています。バカラがどのように誕生したかについてはいくつかの仮説がありますが、タロットカードを起源とする説が広く知られています。
バカラはタロットゲームを元にFelix Falguiereというイタリア人が発明したゲームであり、14世紀ごとは主にイタリアの貴族階級で楽しまれていました。当時は、十分な印刷技術なかかったため、タロットカード自体がとても高価なものでした。そのため、バカラもお金持ちがプレイするゲームとして定着していたのです。
そして、長い間場からはイタリアでプレイされていましたが、戦争を通じて、フランスやイギリス、ヨーロッパ全土へと広がってきます。イタリアから帰還した兵士がバカラを持ち帰り紹介し、それがフランスの貴族やイギリスの貴族に伝わりました。ヨーロッパ全体に広がっていくことで、それぞれのエリアでローカルルールも生まれるようになります。
フランスでは貴族階級でプレイされており、あまりの人気のためルイ・フィリップ国王によって違法化されてしまったという歴史があります。
そして、バカラは1959年にヨーロッパからアメリカへと伝わり、世界中に浸透していったのです。
バカラの名前の由来
バカラはイタリア語から来ていると言われています。バカラとはイタリア語でゼロまたは破産の意味があります。バカラをプレイしたら資産を一気に失う可能性がある、ということを決めてこのような名称になったのかもしれません。
ただ、この語源については確かではなく、フランス語の「baccara」が語源になったという説もあります。そのため、詳しいことは今でもわかっていないのです。
バカラで成功したプレイヤー
バカラの歴史の中で、これまで大金を稼いだ人も多くいます。その代表的な人物として挙げられるのが、Adnan Khashoggi(アドナン・カショギ)です。アドナン・カショギはサウジ王の専属医である父を持ち、元はサウジアラビアの武器商人でした。そんなアドナン・カショギはバカラのハイローラーであり、大勝利したことによってヒルトンインターナショナルの売上業績を10%以上も下げてしまったという伝説があります。
また、日本人のバカラプレイヤーとして柏木昭男氏も知られています。柏木昭男氏は元アメリカ合衆国大統領のドナルド・トランプと対戦し、トランプ・カジノのバカラ・テーブルで9億円以上の勝利をしてしまったのです。そして、「ウォールストリート・ジャーナル」新聞の一面に“世界で最も派手なギャンブラー”というタイトルで紹介されたこともあるのです。